木葉猿 飯喰猿・小

✔︎奈良時代から作られているなんとも愛嬌のある置物です

木葉猿;このはざる[熊本]

木葉猿は、熊本県玉名市玉東町木葉にて手びねりで形作られる猿の形をした土人形です。
赤土の粘土をひねり形を作り乾燥させ、昔ながらの薪窯で素焼きし、「いぶし焼き」によって仕上げます。
赤茶色と黒が混じった黒っぽい色合いに、白、赤、青の絵の具を使って絵付けをすることで個性豊かな独特な表情が現れます。










✔︎より詳しい説明です

木葉猿の歴史は古く約1300年前「虎の歯(このは)の里」に侘住まいをしていた四人の都の落人が、
夢枕に立った老翁のお告げにより奈良の春日大明神を祭りました。
木葉山の赤土で祭器を作り余った土を捨てたところそれが猿の形となり、鼻高く顔赤い巨人が現れます。

「木葉の土でましろ(猿)を作れば幸いあらん」という神のお告げから四人は祭器と共に猿を作り神に供えたところ、
天変地異の災害にもこの四家は無事平安に過ごすことが出来たと伝えられています。
その後地元では悪病・災難除け、夫婦和合、子孫繁栄の守り神として、古くから大切にされてきた郷土玩具です。

この素朴な素焼きの猿は、古代の「はにわ」の技術から発展したとも、
南洋附近の土俗芸術の流れを汲んでいるとも言われています。
現在、木葉猿を継承しているのは永田家一軒のみで、7代目永田禮三さん・英津子さん夫妻と、
夫妻の娘で8代目の川俣早絵さんが制作にあたっています。





本商品は1つ1つ職人の手作業で作られる商品ですので全く同じ物はありません。
若干の色味やゆがみ、サイズの違いなどがございます。ご理解の程よろしくお願い致します。

木葉猿は1916年の全国土俗玩具番付では「東の横綱」に選ばれました。


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[商品名] 飯喰猿・小
[サイズ] 幅 約4cm x 奥行 約5cm x 高さ 約7cm
[産地] 熊本

型番 飯喰猿・小
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