小代焼 ふもと窯・飛び鉋 6寸皿

✔︎伝統的であたらしい

小代焼ふもと窯;しょうだいやきふもとがま[熊本]井上 尚之

飛びかんな、と呼ばれる規則的な模様と
ブルーのラインが目をひくプレートタイプの平たいお皿です。

6寸とは、直径18センチほど

食パンがぴったりと収まるサイズ。
ちょうど1人分のおかずを盛りつけるのにも最適です。







✔︎小代焼きについて

福岡県と熊本県の県境にほど近い、荒尾市の小岱山から産出される小岱山粘土。
その土を使った陶器が小代焼と称されます。

小代焼の特徴は、柳宗理が、「雪の降ったような美しい白」と称した釉薬にあります。

高い温度で焼成する小代焼の土は藁灰釉を掛けた上に、籾殻灰釉を掛ける二重掛けを行うことで、
後者の籾殻灰が溶けずに白がたっぷりと残り、小代焼特有の白濁した色合いが生まれます。

小代焼の代表的な技法は、柄杓に取った釉薬を器にかける打ち掛け流しですが
ふもと窯の当主、井上泰秋さんは液状の藁白釉を乾燥させ目の細かな網でふるいにかける
蒔釉掛けという技法を編み出しました。







息子の尚之さんの作る陶器は、イギリス中世発祥のスリップウェアの作品を得意とし
全国的にもファンが広がっています。

スリップウェアとは生乾きの陶器に泥漿土という化粧土をかけ、
さらに上から白い化粧土を細かく垂らして筆を入れたり櫛状の道具で引っ掻き、模様などを描く技法です。







成形から模様まで、ひとつひとつ丁寧に、手作業で作られています。
そのため、同じ商品でも若干のゆがみや色の違い、模様の入り方もすべて異なります。

お届けする商品にも、画像と異なる点があります。
商品の特性をご理解いただき、楽しみにお待ちください。



小代焼ふもと窯:6寸皿
・直径 約18cm
・高さ 約3cm

[産地]熊本県荒尾市『ふもと窯』

小代焼は熊本で初めて国の伝統的工芸品に指定されました。

皿画像1

皿画像2
型番 飛び鉋
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